売上につなげるためのセミナー投影スライドと資料

売上につなげるためのセミナー投影スライドと資料

現在のお仕事先ではセミナーを開催することが結構あってですね、それに関連する資料やスライドの制作を担当することがあります。

営業資料をつくるお手伝いもしているし、要するに営業さんがつくるパワポ資料はテキストばっかりだったり数字ばっかりだったりで視覚的に伝わりづらいから、そこをフォローできれば良いと思ってました。

が、かれこれ2年以上そういった制作物のお手伝いをしてきて、同時に自分自身もいろいろなセミナー等に参加してきて、これはもっと工夫できることがあるんだなと思ったので書いておきます。

セミナー投影スライドと手持ち資料の違い

セミナーを開催するにあたって様々な準備がありますが、制作担当の人間から見て一番目玉の制作物は、当日登壇する方が投影するスライドです。

お客様の規模にもよりますが、スクリーンに大きく映し出されるものなので、つくる側としてもつくり甲斐はあります。

私のお仕事の場合は、登壇される方が営業さんばかりなので、営業さんが客先に持参する資料を元にすることが多いのですが、その資料の特徴は、とにかく文字や数字が多いということ。

それを、フォントを揃えたり強調したり色を調整したりすることで見栄え良くしてほしいという依頼を受けることが多いのですが、果たしてそれはスライドとしてふさわしいものでしょうか。

いろいろな方の資料やスライドを制作してみて、登壇に慣れていない方ほど、営業資料をそのままを使おうとすることが多いように思います。

つまり、慣れていない方のスライドって文字や数字などの情報が多すぎて見づらいのです。

営業資料は営業さんが客先でプレゼンするために使用しているものですが、実際にはプレゼンに時間をもらえずに資料だけ渡すことも多いため、資料を見ただけでわかるように情報が満載だったりします。

この資料の情報をそのまま流用しようとすれば、濃い情報はのせられますが、スライドとしては見るところが多すぎてまとまりのないものになります。

セミナーを成功に導くためのスライド制作

同じような内容のセミナーであっても、登壇に慣れていて資料も作りこんである営業さんのスライドは、1枚1枚が完結であることが多いです。

営業で客先を訪れた場合の先方の温度感はまちまちですが、セミナーの場合はそれよりも、はじめから聞く姿勢で来てくださっているお客様が多くいらっしゃいます

彼らは登壇者の話を聞くために来ているので、営業資料ほど詰め込まなくても、届けたい情報をきちんと受け取ってもらえることが多いのだと思います。

セミナーですから資料をもらいに来ているわけでもスライドを見にきているわけでもなく、まず登壇者の話を聞きにきています。

だから、話の全体的な内容は登壇者が口頭で語れば良くて、必ずしもそのすべてをスライドに入れる必要はないと思います。

それよりも、強調したいところや覚えて帰ってもらいたいところ、会社としてアピールしたい内容を、印象に残るタイポグラフィやデザインで見せる

そうした工夫によって、お客様に伝えたい情報を印象付けることができ、それをその後の営業活動につなげていけるのだと思います。

必要なものを最小限の要素でわかりやすく表現

数字などのデータや市場の背景にある情報など、テキストや数字でたくさん伝えたい内容もあると思いますが、資料だけですべてを表現する必要はなく、基本は言葉での表現がメインになるのがセミナーです。

極端な話をすると、登壇に慣れていらっしゃる方のスライドだと、一言二言の言葉だけがどーんと書かれているスライドがたまに出てきたりします。

あるいは印象的な写真1枚だけ貼り付けられたスライドがあり、説明は一切なかったり。

資料に書かれていない分、お話される方には練習や場数が必要になるのだろうと思いますが、くどくど説明があるスライドよりもそれらのほうが印象に残ります。

とはいえ、さまざななデータを見せることも必要になりますので、表や数字の情報はできるだけグラフなどに起こして、ぱっと見でイメージが伝わる工夫も必要です。

イメージを伝えるためにイラストを使うこともありますが、できれば写真のほうが具体的なイメージとして受け取ってもらえることが多いと思います。

制作時間との兼ね合いもありますが、写真の合成が可能な場合は必要な素材を合成して制作しています。

手持ち資料に求められるものは何か

上がセミナー時のスライドのお話でしたが、それとは別に手持ちに資料を用意するセミナーが多いかと思います。

多くのセミナーでは工数削減のためでしょうが、投影スライドと同じものを印刷した資料を提供しているかと思います。

内容がしっかり詰め込まれたスライドなら印刷時には内容が濃くて良いものですが、上でお話したように、話を聞くときにはスライドに情報が多すぎないほうが良いと思います。

そのため、制作時間によってできないことも多いのですが、できれば投影スライドとは別に手持ち資料をつくるのが理想かなと思っています。

手持ち資料はお客様がセミナー中にメモをとったり、持ち帰って確認できるようにするためのものですからスライドとは違ってある程度の情報を盛り込んだほうが後からまた見ていただけると思います。

そして、後で見て主催者側に連絡したいと思っていただけたときにすぐに連絡ができるよう、各種連絡先やできるだけ手軽に問い合わせできる工夫もあると良いと思います。

まとめ

セミナー用のスライドや資料の制作のお手伝いをしてきて、指示されるままにスライドをつくってそれを手持ち資料用にプリントして…という作業をしてきました。

自分自身もいろいろなセミナーに参加してみて、スライドと資料の作り方についてより工夫していけたらと思って考えたことをざっくり書いてみました。

本当は他にも既存の制作物やパンフレットとの兼ね合いやデザインの仕方など、きっと工夫できることがたくさんあるのだと思います。

同じ作業をただ繰り返したり、指示されるままにものづくりをするのも悪くないのですが、どうせなら成果をあげられる制作物にしていきたいですよね。精進します。