コンテンツマーケティングの基礎|求められる記事の書き方

コンテンツマーケティング

見た目をきれいにしたり見やすくしたり読みやすくしたり、あるいはわかりやすくしたり、伝わりやすくしたり。

今までデザイナーとしてやってきたお仕事はそういうものが多く、コンテンツ全体を作り上げることができるような案件は、実際のところあまりなかったのでした。

個人的に、かなり昔からそこが気になってまして。

見た目に関わる作業だけを担当して、それが終われば終了してしまうお仕事。きれいにできました。ハイ納品。お客さんに喜んでもらえて、自分も満足できるものが納品できたら、確かにうれしいのだけど、その後のことが少し気になる。

紙媒体のお仕事ならつくって納品して完了なのにわかるのだけど、WebデザインやWebに関わるお仕事は、その後の更新やWebサイトを充実させていったりブラッシュアップさせていくことのほうが重要

更新作業を請け負うこともあったけど、言われた修正をするだけで、「コンテンツをつくってWebサイトを育てる」という経験を積む機会は少なかった。

昨年、どうしてもそこがやってみたくなって、今年の初めから半年間、コンテンツ制作だけでごはんを食べている、その道のプロの方に有料サポートをお願いして、コンテンツマーケティングについて教えていただいたのでした。

その基本的な考え方についてまとめておきたいと思います。

SEOの基本とWebページの構成を理解する

SEOについては、腐ってもWeb業界のひとなので基本的なことは知識としては理解していました。ただし、その実践の仕方はわからないままでやってきたんだなぁと、記事作成など教えていただきながら毎日目からうろこが落ち続けた半年間。

SEOについては、昔ならブラックなものなどもあったけど、今は検索エンジン側がブラックなものはちゃんと見破って、きちんとした評価をするようになったので、ひたすら正攻法で行くしかない。

Webサイトをつくったからには、検索で上位表示されて、少しでも多くのひとの目に触れることがヨシとされるのだけど、そのために必要なことは、端的に言えば、「求められているコンテンツを提供すること」

求められているコンテンツを、わかりやすく、伝わりやすい構成でしっかりと作り上げていくこと

図が必要なら図を使って、グラフが必要ならグラフにまとめて、できる限りわかりやすく、できる限り伝わりやすく、コンテンツを受け取る側のことを考えた制作。

タイトルタグには…とか、metaタグの設定は…とか、理屈で解決できることはたくさんあって、それだけで良いならすでにやってきた。

今のWebコンテンツの制作は、理屈だけで終わらせずに、Webページ全体の質を上げなきゃいけないってことなんですね。

キーワードとターゲットを確認!誰から何を求められているか

検索されているキーワードに焦点を当てて記事の内容を決めていくことがすごく大切だそうで、私はこれを感覚で理解するのに数ヶ月かかってしまいましたよ。(´∀`υ)

さがしものをしているユーザーさんたちは、検索エンジンで自分の知りたいことを検索するわけですが、その際にどんなキーワードで検索するのかということがすごく重要。

そして、何が求められているかがぼんやり見えてきたら、その情報を求めているターゲットをしっかりと定めることが次の課題。

これは記事制作の方からも言われたし、制作会社の人からも言われたし、Web広告関連のお仕事をなさってる方からも言われたんだけど、ここの重要性を理解するのにも私はかなり時間がかかってしまいました。<何かと時間がかかるタイプです。

あるディレクターさんは、コンテンツマーケティングに沿った考え方で記事制作をする際には、必ずターゲット像を部署内で共有するそうです。

また、別の方からは、コンテンツを制作する際にはペルソナまでしっかり設定しておいたほうが良いというアドバイスをいただいたことも。

この部分をしっかりと想定し、イメージを固めることで、制作するコンテンツのブレが減っていくそうです。

これについては私はまだ下手で、ちょいちょいブレてしまうので、日々練習に練習を重ねているところ。しっかりと自分にこの考えがしみ込むのはまだ時間がかかるなというのが正直な気持ちです。

コンテンツ制作のポイントはたぶん愛を伝えること

見出しに引いてますか?

私は自分で引いてますよ!<逆ギレ。

でも、これまでコンテンツマーケティングについて学び、周りの人たちに意見をいただいたり教えていただいたりしてきて、思うのは、つまりそういうことなんです。

ユーザーに求められているものをさがし、そのユーザーがどんなひとであるかを調べたり想定したりして、そのユーザーにどうやったらこちらが持つものを届けることができるのかをひたすら考える

コンテンツマーケティングの考え方からすると、届けたあとにもさらにあれもこれも届け続け、求められるものを差し出し続け、愛を育む時間が必要になるわけです。笑

そしてこちらの愛をしっかりと伝え、それを受け取ってくれたユーザーこそが、これからも長くお付き合いを続けていける優良な顧客となるのだと思います。

ファンとなってくれるユーザーや顧客と、どれだけ相思相愛になり、信頼関係を築けるかがコンテンツマーケティングの肝の部分なのだと思います。

実際に記事を書いてコンテンツ制作を進めるときのポイント

実際に記事を書くにあたっては、先の項目で確認したキーワードやターゲット像から絶対にずれないようにする必要があります。

これについても前の項目で書いた「愛」のお話にするとすごくわかりやすいのです。

該当のユーザーと強い絆を結ぶことを目的にコンテンツマーケティングをしていくわけですから、もし別のひとのためにつくられたものであれば、相手は「これは自分のためのものではない」とがっかりします。

あたしのこと好きだって言ったのに、これって別の女への手紙じゃない!的なことになってはいけないわけです。笑

そうならないために、絶対に芯の部分=キーワードとターゲット設定をブレさせないこと。これがかなり重要です。

何度も書きますが、私はいまいちこれが苦手なんです。まだこの手法をしっかりと自分のものにするには少し時間がかかると思っています。だからモテないんです。<え。

想定した相手が求める情報、知りたいこと、見たいことを、相手にきちんと届くかたちにして、届ける。

そのためにはまず「言葉」が必要になります。やさしい言葉がふさわしいのか、論理的な説明が求められているのか、多くを語らないほうが良いのかは、ターゲット次第です。

そして、情報をわかりやすくするためには、「言葉」だけでは不足がある場合があります。「図」や「グラフ」でわかりやすくできる場合もありますし、五感をくすぐるような「美しい写真」が必要なのかもしれません。

それらを適切な組み合わせで美しく仕上げる、全体のデザインが完成することで、やっと相手に愛を伝えることができるってことです。(´∀`)

コンテンツマーケティングの基礎:まとめ

Webというものができたおかげで、誰かのために言葉やビジュアルなどを組み合わせてコンテンツを制作し、それを世界に向けて発信することが、個人でもできるようになりました。

私はデザイナーのお仕事を通して、きれいなものをつくったり、何かの見た目を整理したりしてきたけど、見た目だけでなくコンテンツを制作するというこの全体の流れこそが、私がずっとこころの中で描いてきた「デザイン」に近いものだと感じています。

私が思うこの「デザイン」の力を本当に発揮できるようになれば、何かを必要とする誰かに、そのひとが求めるものをムダなく適切に届けることができる

そしてその手法を「コンテンツマーケティング」っていうんだと思います。

つまり「愛を伝える」ってことと同義なんじゃないかと。(´∀`)