Adobe Illustratorの「パスのアウトライン」が2つある件

イラレで道になるパスを描く。

ずっと昔に、Adobe Illustrator で印刷物に掲載する地図をどっさりつくるお仕事をしたことがあります。

そのときに、「パスのアウトライン」に大変お世話になったのですが、今のイラストレーターには「パスのアウトライン」というメニューが2つあるんですね。ちゃんと見てなくて気づかなかった…。

この2つの機能のうち、私が使っていなかったほうの機能が、地図作成に便利そうなのでメモっておきます。

2つの「パスのアウトライン」はどこにあるか確認

片方は「オブジェクト」メニューの「パス」から「パスのアウトライン」を選択するというもの。

こちらが私がどっさり地図をつくったときにお世話になったやつ。

オブジェクトメニューの「パスのアウトライン化」」

結果は下記のようになります。

これを「パスファインダー」で合体させて地図の道部分をつくっていました。

オブジェクトメニューの「パスのアウトライン化」」の結果

もう片方は「効果」メニューの「パス」から選ぶ「パスのアウトライン」。

効果メニューの「パスのアウトライン」

ではこの「効果」メニューのほうの「パスのアウトライン」を使った地図の作り方を説明してみます。

「効果」メニューの「パスのアウトライン」で、後から編集しやすい地図をつくる

まず道を描く。道幅に合わせて線の太さを調整して、すべての道を選んでグループ化しておきます。 

で、先ほどの「効果」メニューの「パス」から「パスのアウトライン」を実行。

効果メニューの「パスのアウトライン」

見た目は別に変わらないんだけど、そのまま下の図の「レイヤー」パネルで◎のところをポチ。(ポチする前は◎じゃなくて○になってます。)

効果の「パスのアウトライン」を使って後から編集できる地図を作成

アピアランスに移動して「新規線を追加」すると下の図のような感じになります。効果メニューの「パスのアウトライン」の結果

アピアランスの中の今つくった新規の線をつかんで「内容」の下に移動。

効果の「パスのアウトライン」とアピアランスで編集可能な地図をつくる

で、カラーパレットの線(今までグレーになってた)を白に変更すると、地図は下の図みたいな仕上がりに。

地図の道が編集可能なので便利

これの何が便利かと言うと、下のように道1本1本がパスとして保たれているので、後から編集や追加がとても簡単。

下のような感じで道を移動したり短くしたり、option押しながら道をコピーして増やしたりできるから修正対応がとても楽なのです。

効果メニューの「パスのアウトライン」を活用した地図は道が移動できてとても便利。

線路の外側を同じ方法でつくって、同じ位置に破線を置くとJRが完成。
駅とか建物とか置くと地図ができます。
不動産雑誌とかにいっぱいあるような地図ってこんな感じかと思います。

イラレで道になるパスを描く。

まとめ

地図をどっさりつくったあの時にこの機能があったら楽だったろうなぁ、と。

いっぱいつくってるとショートカットを駆使し始めるのでたぶん地図なんてじゃんじゃんできただろうな。

まぁ、今ではこんな地図をどっさりつくるお仕事などしないのですが、あまり実作業をしなくなってしまったからこそ、便利な機能とかに気づかなかったりするので、マメに勉強していくのは大切ですね。